2009年12月3日木曜日

マイケルを知らなかった頃

「マイケル」というといまどきは「ジャクソン」と来るんでしょうが、私は「ブレッカー」です。

大学のジャズ研に入ったとき、実はマイケルのことは知りませんでした。といいながら無意識に一度ライブで聴いているはずなのですが全く記憶にも眼中にもありませんでした。横浜球場で昔やってた「Aurexジャズフェスティバル」で見て聴いているはずです。

そのときは私もまだ若く、そのとき流行の「フュージョン」を軽蔑していて、「やっぱジャズはモダンだよな」とわかったようなことを言いつつ、マイケルがせっかくすばらしい演奏をした「ストラップハンギン」も記憶にありません。

そのときは死にかけで車椅子のベニー・グッドマンを聞いて、「スウィングもいいね」などとほざいていたわけで。

あの時、マイケルをちゃんと知っていたら、「Smok'n the Pit」を生で見れたかもしれないし、深町純とのコラボも見れたかもしれないと、いまさらですが後悔しきり。

あの頃の私のアイドルはコルトレーンでした。

私が初めて買ったジャズLPがコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」とビル・エヴァンスの「ストレート・ノー・チェイサー(Flのジェレミー・ステイグと共演)です。ジャイアント・ステップスが最初のジャズとの出会いなんてできすぎていると思いますが、ホンマです。

・・・続く

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堀 浩一郎 さんのコメント...
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